一覧に戻る文学・評論想いであずかり処 にじや質店片島麦子質屋を舞台に、品物に宿る記憶や想いを巡る物語。預けられた品はやがて誰かの心に届き、店を訪れる人々の関係を静かに結び直していく。深い藍に沈む店内には雑多な道具や器が並び、背を向けて立つ二人の足元では色硝子の灯りが緑や橙の光をこぼす。舞うように散る小さな三角形は、記憶のかけらのよう。明かりに浮かぶ品々の佇まいが、預かりものに込められた時間の静けさを伝えている。About出版社ポプラ社出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画まめふくAmazonで見る