一覧に戻る文学・評論廃墟の片隅で春の詩を歌え 王女の帰還仲村つばき廃墟となった王国へ戻る王女を描く一冊。深い藍を背景に、豪奢な襟を立てた女性と金髪の少女、その下に青年の三人が縦に重なる構図で、人物像のあいだには星々と装飾的なアーチが浮かぶ。油彩のような艶やかな筆致と、細く流れる銀色の明朝で組まれた題字が、物語の格調を静かに支える。荒廃と春という相反する語を、一枚の絵として閉じ込めた装画である。About出版社集英社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁織田弥生装画藤ヶ咲Amazonで見る