一覧に戻る文学・評論母のあしおと神田茜母」へとさかのぼる記憶を、静かな視線でたどる一冊。表紙には、白髪をまとめた後ろ姿の女性が鏡の前に立ち、その鏡面には同じ青い水玉のワンピースを着た少女の姿が浮かぶ。鏡枠の傍らには小花が枝を伸ばし、淡い水彩が紙の白へとやわらかく溶け込んでいく。今と過ぎ去った日とが一枚の鏡の中で重なり合い、誰の中にもあるはずの面影を、抑えた色数のまま静かに立ち上がらせている。About出版社集英社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁芥陽子装画江頭路子Amazonで見る