一覧に戻る文学・評論ミシンと金魚永井みみカケイばあさんが語り始める半生の渦——暴力と愛情、幸福と絶望、認知症の彼方からこぼれ落ちる声をすくい取った、第45回すばる文学賞受賞作。表紙には青と赤の絵具が筆の勢いのままに同心円を描き、中央には瞳のような小さな黒い点が静かに据えられている。白地に黒の縦書きで置かれた題字、足元を締める赤い帯。記憶の渦に呑まれながらも、ひとつの眼差しがこちらを見返している、そんな気配のある一冊。About出版社集英社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画出口えりAmazonで見る