一覧に戻る文学・評論風神館の殺人石持浅海夕暮れの森の奥に建つ館を舞台に、共通の敵への復讐のため集った10人の男女がたどる本格密室劇。閉ざされた空間に潜む裏切り者の存在が、緊張をじわじわと押し上げていく。表紙は紫がかった薄闇に沈む林と、暮色を残す空、そのあわいに浮かび上がる赤い屋根の館をイラストで描く。細身の明朝で大きく組まれたタイトルが木立に重なり、視線を館へと誘い込む。物語の閉じた円環と、夜が降りる直前のひりついた気配が一枚に凝縮されている。About出版社PHP研究所出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画草野碧Amazonで見る