一覧に戻る文学・評論うさぎ玉ほろほろ西條奈加江戸の菓子舗を舞台に、銘菓と人のいとなみを描く「南星屋シリーズ」最新作。親子や夫婦のささやかな機微を、やさしい甘みに重ねてすくい上げる連作短編集。上半分を淡い朱色の地で広く取り、中央には小豆を散らした白い和菓子が一粒、写真でそっと置かれる。タイトルは筆書きの仮名で右上から流れるように据えられ、著者名は墨の楷書で左に小さく添えられる。余白と書、和菓子の手触りが、登場人物たちの抑えた情の温度をそのまま写しているようだ。About出版社講談社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画彦坂木版工房題字森戸玲子Amazonで見る