一覧に戻る文学・評論コンジュジ木崎みつ子孤独な少女リアンが、亡きロックスターとの想像上の婚姻を支えに過酷な現実を生き延びる物語。深い臙脂色を地に、白く開かれた棺のなかで少女がギターを抱える絵が中央に据えられ、月、星、十字架、ロザリオといった象徴がやわらかな筆致で散らされる。タイトルはポルトガル語綴りを金色で小さく置き、和文の縦組みが手描き風の余白に静かに食い込む。聖なるものと俗なる祈りが同居する装画は、救いを希う物語の核を控えめに照らし出している。About出版社集英社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画原裕菜Amazonで見る