一覧に戻る文学・評論テヘランでロリータを読むAzar+Nafisi+市川+恵里革命下のテヘランで、西洋文学を秘密裏に読み続けた女性たちの記憶。著者が自宅で開いた読書会の日々を、『ロリータ』をはじめとする小説に重ね合わせて綴る回想録である。深い緑を背景に、黒い衣をまとう二人の女性が静かに並び立つ。一人は薄紅の花束を、もう一人は青い本と鈴蘭を胸元に抱え、まなざしはこちらへ向けられている。タイトルは細い白の手書き文字。抑えた色面のなかで、手にした花と本だけが小さな光のように灯っている。About出版社河出書房新社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画網中いづるAmazonで見る