
七つのからっぽな家
不穏な日常の裂け目を描く現代文学の短篇集。認知症の夫婦、ひそやかに崩れていく家族、奇妙な共感で結ばれる男女など、七つの「からっぽ」を巡る物語が収められる。表紙には、芝生の上にぽつんと建つ平屋と、その前のレンガ柱に据えられた小さな白い像のモノクロ写真。背景には淡い水色の波打つ模様が反復し、写真の硬質な静けさと装飾的なリズムが奇妙に同居する。誰もいない家の気配が、紙面そのものから立ち上る。
About
Credits
- 装丁
- 佐々木暁(カレラ)
- カバー写真
- Martin Parr+Magnum Photos

















