一覧に戻る文学・評論一分ノ一(下)井上ひさし戦後日本の地図作成をめぐる長編小説の下巻。明治以来の測量事業と、それに翻弄される人々の群像を描く一作の完結篇にあたる。表紙はあざやかな橙一色を地に、白い細線で段々の地形図のような等高線を引き、その上に小さな測量隊らしき人物群と、影絵のような大ぶりの鳥のシルエットを配する。タイトルは白抜きの太い書体で大きく据えられ、図像の素朴さと色面の強さが拮抗している。地を測る視線と、地に降り立つ生きものの影。二つの尺度が一枚に同居している。About出版社講談社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画山下勇三Amazonで見る