一覧に戻る文学・評論さようなら、ビタミンKhongRachel+金子ゆき子アルツハイマー病を患った父と娘の一年を、ユーモアと哀しみを織り交ぜながら綴る長篇。レモンの実る木々と小鳥が舞う淡い壁紙を背に、半ば開かれた木製の扉の向こうには机と椅子の置かれた書斎が覗き、その内側から白い紙片がはらはらと床へこぼれ落ちていく。タイトルは朱赤の手書き風文字で縦に大きく配され、繊細な水彩画と相まって、失われゆく記憶の手触りと、それでも残るものの気配を静かに立ち上がらせている。About出版社集英社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画NaffyAmazonで見る