一覧に戻る文学・評論赤の自伝アン・カーソンギリシャ神話の赤い怪物ゲリュオネスを現代の少年に重ね、その内面を断章詩で綴る長編詩。鮮烈な赤の地に、黒い枝とも溶岩ともつかぬ有機的な線が走り、白い網目の余白と灰色の石片が点在する。手描きと版画的な質感が層を成し、画面全体が一個の生き物のように脈打つ。色そのものが自伝になりうるなら、その表面はこんなふうに粗く、断片的で、生々しく息づくのだろう。About出版社書肆侃侃房出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁緒方修一装画藤井紗和訳小磯洋光Amazonで見る