一覧に戻る文学・評論図書館の殺人青崎有吾高校の図書館で起きる事件を題材にした本格ミステリ。鮮やかな桃色で塗り込められた床と通路の奥に、制服姿の少女が一人佇む。書棚はくすんだ黄緑で統一され、補色に近い対比が画面に静かな緊張をもたらす。タイトルは白い太字の縦組みで右側を大きく占め、少女の足元には一冊の本がぽつりと落ちている。整然と並ぶ書架の幾何学と、不穏に滲む色面が、日常の場に潜む事件の影を端的に告げる。About出版社東京創元社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画田中寛崇(ライラック)Amazonで見る