一覧に戻る文学・評論堂島物語(1)曙光篇富樫倫太郎江戸期、大坂・堂島の米市場を舞台に、丁稚から商人へと身を立てる少年の歩みを描く第一巻。表紙には水面に身を浸す少年が水彩で柔らかく描かれ、藍と墨が滲む波紋の中で肌の朱がほのかに浮かび上がる。タイトルは厚みのある明朝体で大きく置かれ、巻数「1」だけが小さな緑の札に白抜きで添えられて画面を引き締める。揺らぐ水と凛とした文字の対比が、世に出る前夜の静かな緊張をたたえている。About出版社中央公論新社出版年2011年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画こよりAmazonで見る