一覧に戻る文学・評論おしまいのデート瀬尾まいこかけがえのない誰かとの「最後の時間」をめぐる五つの短編集。祖父と孫娘、元恋人、別れた夫婦——別れを前提にした関係のなかにだけ立ち上がる、ささやかなやさしさを掬い取る。表紙は手描きの筆致で、水色のギンガムチェック、ピンクと緑のボーダー、黄色いストライプを大胆に重ねた色面のうえに、ミックスのソフトクリームを差し出す赤い手と受け取る赤い手が向かい合う。明るい色彩と素朴な線の温度が、別れの物語にほのかな甘さと体温を添えている。About出版社集英社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁池田進吾(next door design)+67装画小川かなこAmazonで見る