一覧に戻る文学・評論中年だって生きている酒井順子加齢に伴う身体の変化や日常の機微を、軽妙な筆致で見つめるエッセイ集。淡い黄色の地に、墨の太い筆で描かれた大きな兎の頭が中央を占め、片目だけが朱色に見開かれている。下方では鵞鳥、眼鏡をかけた猫、象、兎、亀といった小さな動物たちが手をつないで一列に踊り、題字も著者名も同じ筆勢で書きつけられている。どこか物憂げな兎の表情と、それでも軽やかに歩み続ける小さな行列が、中年という季節の重さと滑稽さを同時に映し出している。About出版社集英社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁成見紀子装画塩川いづみAmazonで見る