一覧に戻る文学・評論大地のゲーム綿矢りさ巨大地震に襲われた近未来の大学キャンパスで、寄り添いながら暮らす学生たちとそのリーダーを描く長編小説。深い紫紺の宇宙めいた背景に、白い髪を流す二人の人物が浮かび、広がるスカートの裾には赤い布、緑の三角の山影、青緑の断片が折り重なる。足元には小さな惑星や根のような形が散り、絵画的な筆致と象徴的なモチーフが現実と幻想の境界を溶かす。揺れる大地の物語が、一枚の絵の中で神話的なスケールへと開かれていく。About出版社新潮社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画北澤平祐(nipponia)Amazonで見る