一覧に戻る文学・評論時は止まったふりをして藤石波矢文化祭で消えたフィルムが、十二年後の同窓会で再び動き出す。失われた時間と初恋の記憶を辿る青春ミステリ。表紙は夕陽に染まる空を背景に、セーラー服姿の少女と渦巻くフィルムのリボンを配し、白抜きの縦書きタイトルが画面を斜めに走る。オレンジから紫へ滲むグラデーション、逆光に浮かぶ横顔、手にした円筒形のフィルム缶が、止まったはずの時間が再び回り始める予感を一枚に閉じ込めている。About出版社新潮社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画げみ(Karon)Amazonで見る