一覧に戻る文学・評論堂島物語(6)出世篇江戸後期の大坂・堂島米会所を舞台に、米相場と商人の生き様を描く歴史経済小説シリーズの第六巻。表題が示すとおり、立身をめぐる物語が動く一冊にあたる。表紙は、燃えるような橙の空を背景に、緋色の着物をまとった少女と髷を結った男を据える縦長の構図。墨筆を思わせる太い書体の題字に巻数を朱の丸で添え、左には縦組みの著者名を朱の帯で立てる。沈む陽か、商いの熱か——赤の階調が人物の静かな眼差しと響き合う。About出版社bookwall出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画こより