一覧に戻る文学・評論処方箋のないクリニック仙川環薬では解けない不調や生きづらさを抱えて訪れる人々と、その声に耳を澄ますクリニックを描く一冊。鮮やかなターコイズの地に、聴診器を提げた白衣の医師を中央に据え、走る人、椅子に腰かける人、ぬいぐるみを抱える子、野菜を提げた農夫らしき人物までが手描きの水彩タッチで小さく散らされ、書名は丸みのある白ヌキの太ゴシックでまっすぐに置かれる。雑多な来訪者を等しく受け止める診察室の静かな広さが、そのまま画面の余白になっている。About出版社小学館出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画茂苅恵Amazonで見る