一覧に戻る文学・評論1984年に生まれて桜庭ゆみ子+郝景芳中国が歴史的転換点を迎えた1984年に生まれた著者が、自らの来歴と父の出奔を起点に、オーウェル『1984』のもうひとつの結末を描く自伝的小説。カバーは深い闇を背景に、椿の花と葉に飾られた少女の肖像画を大胆に配置し、書名の数字は白の明朝体で顔の上に重ねられている。頬の朱、眼の潤み、頬杖の指先までが緻密に描き込まれ、紅と緑のコントラストが帯の朱赤へと連なる。架空と現実のあわいを生きる物語に、夢のように静謐で艶やかな装画が寄り添っている。About出版社中央公論新社出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画平野実穂Amazonで見る