一覧に戻る文学・評論黒い家貴志祐介生命保険会社の調査員が踏み込んだ家で目にする、人間の底知れない悪意を描くホラー長編。沈む夕日の赤紫を背に黒くそびえる木造家屋、その手前に張り巡らされた蜘蛛の巣めいた白線が画面全体を覆い、逃げ場を奪う。墨で書きつけたような白い題字が闇に浮かび、扉の奥に灯る一点の明かりだけが、見てはいけないものへと視線を引き寄せる。About出版社角川書店出版年1998年判型文庫ジャンル文学・評論Amazonで見る