一覧に戻る文学・評論てふてふ荘へようこそてふてふ荘」と名づけられた住まいに集う人々を描く物語。ひとつ屋根の下で交わる小さな縁と日々のささやきが、扉の奥からそっと聞こえてくるよう。カバーは色鉛筆で描いたような手描きの一枚絵。橙と黄に塗り分けられた切妻屋根の家のなかに小さな住人の影が透け、青と緑の木立がまわりをやわらかく取り囲む。グレーに掻きむしられた空が、どこか心もとない明るさを添える。不揃いの線とあたたかな色面が、この荘に流れる距離感をそのまま映した装い。About出版社角川書店出版年2011年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画北村人