一覧に戻る文学・評論哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ秋吉理香子シンデレラ譚の裏側を覗くような、家族と幸福の歪みを描く長編ミステリ。理想の暮らしに迷い込んだ女性が、やがて足元の影にそっと気づいていく。表紙は薄暮の空をピンクと藤色に染め上げ、水辺に建つモダンな邸を静かに照らす。手書き風の白いタイトル文字が、滲むような夕景にやわらかく溶け込み、緑深い木立と石垣の冷たさが画面に陰影を添える。美しさの底に潜む不穏さを、暮れゆく光と水面の揺らぎが予感させる。About出版社双葉社出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画しらこAmazonで見る