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沖晴くんの涙を殺して
文学・評論

沖晴くんの涙を殺して

額賀澪

感情を抑え込みながら生きる少年と、その「涙」をめぐる人々の関係を描く長編小説。夕焼けに染まった空と斜面に連なる町並み、長い石段の途中に立つ制服姿の少年を描いたイラストが画面いっぱいに広がり、金網のフェンスと錆びた手すりが手前にかかる。タイトルは縦組みで大きく置かれ、「殺」の一字だけが筆致を残した墨字で、ほかは白く繊細な書体に重ねられている。穏やかな光景に一文字だけ落ちる強い黒が、押し殺された感情の在り処を静かに示している。

About

出版社
双葉社
出版年
2020
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

装丁
川谷康久川谷デザイン
装画
mocha
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