一覧に戻る文学・評論味なメニュー食をめぐる随想を綴ったエッセイ集。市井の店先や家庭の食卓に流れる時間を、軽やかな筆致ですくい取った一冊。上半分は余白を大きくとった白地にタイトルと著者名を端正に組み、下半分には木枠の黒板に白チョークで書かれた品書きの写真を据える。縦に流れる手書き文字、ところどころ滲んだ線、木の艶と黒板の使い込まれた質感が、写真一枚で店の温度や匂いまで連れてくる。静かな造本が、日々の食の手触りをそのまま装丁に置き換えている。About出版社小境勝巳出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁芥陽子カバー写真日置武晴(表1)+表4