一覧に戻る文学・評論きのうのオレンジがん宣告を受けた〈彼〉と、彼を支える家族の物語。雪化粧した枝越しに、防寒着姿の二人の後ろ姿が遠い山並みを見つめる。青と白で覆われた冬の画面のなかで、枝先や雪面にだけ淡いオレンジの光が差し、唯一の温度として灯っている。明朝体の縦組タイトルと、ざらりとした手描きの筆致。過ぎ去ったきのうの光を、いまここに留めておくような表紙。About出版社藤岡陽子出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁宮口瑚装画しらこAmazonで見る