一覧に戻る文学・評論怖るべき子供たち (角川文庫 (コ2-1))姉弟が築いた閉じた部屋を起点に、子供たちだけの王国が孕む純粋さと残酷さを描いたコクトーの代表作。自ら作りあげた世界が、やがて取り返しのつかない場所へと滑り落ちていく物語である。カバーは紙面いっぱいの鮮烈な朱赤に、黄緑のサンセリフ文字だけを置いた極端な二色構成。本文からの引用が縦に整然と組まれ、タイトルと著者名はその文字組のリズムに溶け込むように配されている。色のコントラストの強さが、物語の張り詰めた空気をそのまま掴ませる。About出版社寄藤文平出版年1992年ジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+鈴木千佳子