一覧に戻る文学・評論コンビニなしでは生きられない秋保水菓コンビニの制服を着た少女が、夜の街にひとり立っている。「コンビニなしでは生きられない」という直截なタイトルが示す通り、現代の生活と店舗との切れない関係を主題にした一冊と読める。背景は灰色に沈め、都市の輪郭や看板をうっすらと走査線のように溶かし込む。中央の人物は明瞭に、遠景に傘を差す男は陰影だけで配して、視線の奥行きを設計した構図。鮮やかな黄色の縦書きタイトルが、蛍光灯の灯りを思わせる温度で画面を引き締めている。About出版社講談社出版年2018年判型新書判 (103×173mm)ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画ukiAmazonで見る