一覧に戻る文学・評論鳥がぼくらは祈り、島口大樹高校2年の夏、過去にとらわれた少年たちが未来へ手を伸ばす、22歳のデビュー作。表紙上部には夕暮れか早朝の緑がかった光のなか、人物の後ろ姿が淡く沈み、横向きに掲げられたスケートボードが画面を一文字に断つ。下半分は白い余白に大ぶりな明朝で書名を据え、末尾の読点が言葉を宙吊りにする。写真の揺らぐ時間と活字の確かな重みが、祈りに似た静けさを呼び込んでいる。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)カバー写真馬込将充Amazonで見る