一覧に戻る文学・評論海と毒薬 (角川文庫)戦時下の大学病院で起きた捕虜生体解剖事件を題材に、罪の自覚と良心の所在を問うた長編小説。海を思わせる鮮やかな青一色の地に、黄色の明朝体でタイトルと著者名を据え、右肩には作中の関西弁による独白が白字の縦組みで流れる。装画を排した文字だけの構成が、罪を語る声を生々しく立ち上がらせ、青の清涼さと言葉の毒の落差を読み手の側に残す。About出版社寄藤文平出版年2004年ジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+鈴木千佳子