一覧に戻る文学・評論堕落論 (角川文庫)戦後まもなく書かれ、人は堕ちることでしか自らを発見できないと説いた古典的随筆集。鮮烈なシアンを地に、表題も引用も書き手の名も同じマゼンタで刷られ、補色同士が触れ合って版面が静かに振動する。縦書きの一節が右に流れ、装飾を一切排した文字組みだけで構成された画面が、既存の価値観を脱ぎ捨てよと迫る本書のラディカルさをそのまま映している。About出版社寄藤文平出版年2007年ジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+鈴木千佳子