一覧に戻る文学・評論怪物はささやくパトリック・ネス母の病という重い現実に向き合う少年のもとへ、夜ごと怪物が訪れて物語を語りはじめる。痛みと想像の境で揺れる心を、抑えた筆致で描き出した一冊。表紙はインクをにじませたような黒と藍のモノクロームに、月の下の小さな家と、その傍らで身を屈める巨大な人影が浮かぶ。タイトル文字は柔らかな白の手書き調で、闇に差し込む小さな声のように置かれている。語る者と聴く者、その距離の近さがそのまま装丁の構図に重なる。About出版社あすなろ書房出版年2011年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画ジム+ケイイラストAmazonで見る