一覧に戻る文学・評論吉野北高校図書委員会高校の図書委員会を舞台に、放課後の小さなやり取りを丁寧に拾い集めた青春小説シリーズの一冊。同名タイトルの第一作にあたる。透明感のある水彩で、カウンター越しに言葉を交わす男女の生徒、差し込む光、黄色の木製カウンター、薄緑の壁、足元の白いタイルまでが柔らかな筆致で描かれる。文字は装飾を抑えた明朝で上部に整然と配置され、絵の余白を消さない。物語の温度をそのまま掬い上げたような、静かで風通しの良い一冊。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)装画今日マチ子