一覧に戻る文学・評論生ける屍の死(下)山口雅也死者が目を覚ます墓地を舞台に、連続殺人の謎が解かれていく長編ミステリの下巻。黒地に深い藍で刻まれた木版画調の線描が、満月、枝先に下がる小さな影、立ち並ぶ十字架と墓石を一枚の夜景へ束ね、黄色く灯る月と縦書きのタイトルが闇のなかで強い対比をつくる。生と死が反転していく物語の不穏さを、静まりかえった墓地の絵の奥に閉じ込めた一冊。About出版社光文社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画磯良一Amazonで見る