一覧に戻る文学・評論怒り(下)吉田修一身元不明の殺人犯と、各地に現れた三人の男。彼らに寄り添う人々の内に芽生える疑念と、それでも信じたいという揺らぎを描く長篇の後篇。表紙はくすんだグレーを基盤に、左側へ青と白がにじみ合う有機的なかたまりが縦に走る。冷たい水と岩を思わせる滲みの上に、白抜きの大きな題字と、筆で素早く引かれたような黒い一筆が重なる。澄んだ青の奥に潜む荒々しさが、静かに揺れ続ける物語の気配と響き合う。About出版社中央公論新社出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画政田武史Amazonで見る