一覧に戻る文学・評論君と時計と雨の雛 第三幕綾崎隼時間と記憶をめぐる連作シリーズの第三幕。青いショートヘアの少女が横顔を見せて静かに佇み、その背後では大小の時計と、宙を舞う紙片めいた断片が広がる。深い藍と黒で塗り込められた画面の上に、朱の筆致で記されたタイトルだけが鋭く浮かび上がる。少女の落ち着いた佇まいと、断ち切られたように散る時計の文字盤との対比が、物語が抱える時の歪みを一枚に凝縮している。About出版社講談社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画pomodorosaAmazonで見る