一覧に戻る文学・評論母影尾崎世界観幼い娘の眼差しを通して、働く母とその周辺の世界を描く小説。表紙には菱形・楕円・長方形の三つの窓のような枠が並び、黄色一色の線で街並みや構造物が緻密に描き込まれている。覗き穴のように切り取られた風景は焦点や縮尺がそれぞれ異なり、まだ全体を見渡せない子どもの視界を思わせる。輪郭だけで立ち上がる街と余白の白さが、断片から世界を読み取ろうとする視線の感触を静かに伝えてくる。About出版社新潮社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)Amazonで見る