一覧に戻る文学・評論夜を着こなせたなら山階基夜を着こなせたなら」と題された歌集。夜という時間を衣のように身につけるイメージが、タイトルから静かに滲む。深い藍を地に、粒状のピンクの球が雲のごとく連なり、網目の入った繭、細く曲がる線、白く滲む月のような円が散らされる。シルクスクリーンを思わせる粒状の質感が、夜に漂う気配や手触りを視覚に翻訳していく。タイトルは白で控えめに、著者名のみがピンクで響き、夜の薄明を選び取ったような色設計にまとめられている。About出版社短歌研究社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画高山燦基Amazonで見る