一覧に戻る文学・評論遊佐家の四週間ようやく手に入れた「理想の家庭」に、見知らぬ違和感が滲み出す——家族のかたちを静かに問う長編小説。淡い水色の空を背に、片手で目元を覆う女性のイラストが大きく配される。グレーのカーディガンと白いシャツの中間色がやわらかく溶け、明朝の縦組タイトルが右側に整然と並ぶ。下半分を覆う淡黄の帯と桃色の円が、平穏のなかに兆す心の揺れを、絵と文字の余白で受け止めている。About出版社next door design出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁内山尚孝(next door design)装画川口伊代