一覧に戻る文学・評論金魚鉢の夏夏の閉じた時間と、少年少女のあわい関係を抱え込む長編小説。深い藍の地に緋と白の金魚が泳ぎ、その合間を縫うように半袖姿の少女たちが水中へ沈み込むように散らされる。タイトルは鮮やかな黄の縦帯にのせて据えられ、暗い色面と対峙して画面を引き締める。涼しさよりもむしろ、息のつまる夏の濃度をそのまま一枚にとどめた装丁である。About出版社おとないちあき出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画おとないちあき