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さいはての彼女
文学・評論

さいはての彼女

原田マハ

岬へと続く一本道、海沿いに立つ白い灯台、そこへ向かって走る赤いヘルメットのバイク乗り。表題作を含む短編集は、行き止まりのような場所で出会う人々の小さな旅と再生を描き出す。装画は淡い水彩で空と海の青、草地の緑、道路のグレーをやわらかく塗り重ね、視線を奥の灯台へと自然に導く構図。タイトルは細身の明朝体で道の上に置かれ、絵の余白を壊さない。「さいはて」という言葉に含まれる寂しさと、その先へ進む小さな希望を、一枚の風景にすっと収めている。

About

出版年
2013
ジャンル
文学・評論

Credits

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