一覧に戻る文学・評論向田理髪店奥田英朗雪深い東北の小さな町、家業の理髪店を継いだ主人公の元に集う人々の機微を描いた連作短編集。淡い水彩で描かれた雪景色のなかに、サインポールの赤と青、窓辺で待つ理髪師の姿が小さく灯る。明朝体のタイトルは画面中央にゆったりと置かれ、店先に積もった雪の白がそのまま余白へと続いていく。冬の静けさと、ガラス越しに滲む店の灯り。市井の暮らしに寄り添う物語の温度が、そのまま装画に移し取られている。About出版社光文社出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画川上和生Amazonで見る