一覧に戻る文学・評論アイとサムの街夕暮れから夜へと移りゆく街を、二人の少女が一台の自転車で駆けていく。前籠には猫の顔、地面に長く伸びる影は星屑をまとった大きな獣のかたち。ささやかな日常と、その裏でひっそり広がる不思議が一枚の絵に同居している。タイトルはパステルのピンクとブルーでやわらかく置かれ、ともしびの灯る家並みと群青の空が、子どもの目線で見た夜の街の魔法を静かに封じ込めている。About出版社KADOKAWA出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画ゆうこ