一覧に戻る文学・評論開化鉄道探偵山本巧次明治の鉄道黎明期を舞台に、敷設をめぐる事件を追う鉄道ミステリ。表紙では、蒸気機関車の正面像を中心に、和装の男性二人と地図らしき線、波濤を思わせる黒い文様、金箔のような淡い黄が層を重ねるように構成され、近代と旧時代が同じ画面でせめぎ合う。墨と金、青緑を基調にした抑えた配色の上に、毛筆風の太い明朝で打たれたタイトルが時代の節目の重さを刻む。文明開化の動力と人の影を、一枚の絵巻のように畳み込んだ装いである。About出版社東京創元社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画アオジマイコAmazonで見る