一覧に戻る文学・評論傲慢と善良辻村深月婚約者が忽然と姿を消す——失踪した彼女の「過去」を辿るうちに、現代の結婚や恋愛にひそむ二つの感情がせり出してくる長編小説。色とりどりの光のボケが滲む夜の画面の奥に、女性のまなざしがそっと差し挟まり、暗部にはかすかな縦書きの文字が走る。白く端正な明朝体のタイトルがその上に置かれ、光と顔と言葉のあわいを静かに律することで、内側に渦巻く感情の輪郭をかえって際立たせている。About出版社朝日新聞出版出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁田中久子(アンサンブル)装画雪下まゆAmazonで見る