一覧に戻る文学・評論どこにでもあるケーキ三角みづ紀詩人による詩集。「わたしは十三歳になっていた。」という一節が表紙にひっそりと記され、揺らぐ時間の感覚を予感させる。装画は後ろ姿の少女。髪は墨のような黒い絵具で塊として置かれ、首筋から肩にかけては鉛筆の細い線だけで輪郭が残される。塗りと線、濃と淡の落差が、十代の重さと頼りなさを同時に映し出す。広く取られた白の余白とピンクの帯が、その揺らぎを静かに支えている。About出版社ナナロク社出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木千佳子装画塩川いづみAmazonで見る