一覧に戻る文学・評論未成年家庭裁判所の判事が、信仰により輸血を拒む十七歳の少年の生命をめぐって判断を迫られる。法と信仰、未成年の自己決定権が静かに問われる長篇小説。表紙にはその少年と思しき横顔の水彩画。淡い栗色の髪、白い襟元、青みがかったセーター。にじみを残した筆致が肌の透明感と内面のゆらぎを同時に運び、余白を大きく取った構図と縦組み明朝の題字が、声高に語らない物語の温度をそのまま差し出している。About出版社Shinchosha CREST BOOKS出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画伊藤彰剛