一覧に戻る文学・評論最後の医者は桜を見上げて君を想う二宮敦人死と向き合う患者と医師の物語。淡い桜色に染め上げられた俯瞰の構図には、石塔の並ぶ静かな場所と、その間に佇むふたつの人影が小さく置かれる。降り積もる花びらが石の角を覆い、舞い散る一瞬と留まる時間が同じ画面に重なる。縦に流れる白の文字は見上げる視線をそのまま辿るように配置され、別れの場面に差す光のような穏やかさを画面全体に与えている。About出版社TOブックス出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画syo5Amazonで見る