一覧に戻る文学・評論ここでは祈りが毒になる嶋中潤深い藍を背に、格子の入った大きな窓と、その手前にたたずむ若い女性の横顔が描かれる。タイトルの白い文字は大小と角度を違えて積み重なり、奥からは赤い英字「PRAYER AS POISON」が斜めに走る。塀の向こうへ抜ける道は限られている——そう告げる帯の言葉と、外の景色を閉じ込めるような格子の構図が呼応し、祈りという行為に潜む静かな陰を、画面全体に滲ませている。About出版社講談社出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画シマ+シンヤAmazonで見る